第17回はつかいち漁民の森づくり 開催いたしました
コロナ禍により縮小傾向が続いた本イベントでしたが、今年は規模を戻しての開催となり、たくさんの方にご参加いただきました。
植林活動 200 本の木を植えました
成長を祈りながら、土をしっかりと堀り苗木を植え、また土をかぶせ踏み固める作業を繰り返す子ども達の姿を、親御さんも嬉しそうに見つめていました。
今年は初の試みとして、酸性化する土地への対応として牡蠣殻肥料の散布を行いました。
牡蠣殻の主成分である「炭酸カルシウム」は植物にとって重要な要素の一つで、有機質肥料として肥料成分の補給にとどまらず土壌改良の効果も期待できます。漁民の森づくりならではの取り組みとなりました。
牡蠣殻提供元の卜部産業株式会社様が撒き方の説明をしてくださいました。
伐採体験・皮むき体験
桧の大樹の伐採体験をしました。山は木を植えるばかりではなく、間伐したり等の手入れも大切なことです。
松浦林業さんが樹の神に祈りを捧げ、林業従事者の方が「なぜ伐採が必要なのか?」といったお話をされました。
子供たちが真剣な眼差しで見つめる中、大きな音をたて木が倒れた瞬間には大きな歓声が沸きました。
子どもたちは切り株を触ったり、匂いを嗅いでみたりなど、興味深々です。
木の皮むき体験では、 ノコギリで木の株元に切り込みを入れ皮を剥ぎます。
皮を剥いだ木材は立ったまま自然に乾燥するまで放置し、最後は建築資材などとして使います。
記念植樹(一般)
昨年度ご寄付をいただいた一般の方のお名前で、ロハスの山にソヨゴ 2 本を記念植樹させて頂きました。
当会の活動趣旨にご賛同いただき、植林活動の取り組みに深い理解を示してくださることに感謝申し上げます。
ご兄弟が健やかに育成されますように。誠にありがとうございました。
お弁当・お土産配布
山陽女学園高等部のみなさんより、手作りの入浴剤がお土産として配られました。
お弁当は「旬菜 蔵」様、「ほっこり山ちゃんのお弁当屋さん」様、「焼肉つなぐファーム 隅の浜店」様のご提供です。
森の音楽会 呉フォーク村
「呉フォーク村」さんによるコ ンサートは大人から子どもまで楽しめる楽曲で、会場は和やかなムードに包まれました。
ステキな歌声に観客みんなが笑顔になりました。
海からのステージ 地御前漁業協同組合
地御前漁業協同組合 会長・峠清隆氏よりご挨拶の後は、同組合 青年部のみなさんが「おいしい牡蠣が育つまでの養殖についてのお話」を分かりやすく発表してくださいました。
環境学習 広島女学院大学 環境保全プロジェクト
広島女学院大学 環境保全プロジェクト主導、山陽女学園高等学部 も協力し、会場の山に自生する様々な植物を使って「海の中を表した大きなモビール」をつくるワークショップが行われました。
大人も子どもも真剣に葉っぱや木の実を集め、ワークショップを通して自然への興味が深まった様子でした。
出来上がると青い空に大きなモビールが掲げられ、みんな嬉しそうに見上げていました。
丸太切り競争 永本建設株式会社
イベント会場では丸太切り競争も復活しました。
じゃんけんで勝ち残った大人チームと子どもチーム、それぞれが丸太を切り落とす時間を競争します。
初めてのこぎりを使う子も多く、子供から大人までドキドキハラハラ…。
大工さんが少しお手伝いしてくれ、みんなで真剣勝負。会場からも大きな声援が上がりました。
ご挨拶 松浦林業有限会社
いつも植林場所をご提供してくださり、多大なるご協力をして頂いております、松浦林業有限会社 代表取締役 松浦 正人氏よりご挨拶があり、無事終了となりました。
後援・協力・協賛企業
後援・協力
- 廿日市市
- 中国新聞社
- 広島女学院大学 環境保全プロジェクト
- 山陽女学園 高等部
協賛企業
- 有限会社岩田佳産業
- 株式会社 WOODPRO株式会社英電工
- 有限会社大島瓦商店
- 大田鋼管株式会社
- 株式会社小城六右衛門商店株式会社兼正冷熱工業キリン木材株式会社
- 株式会社クラタクリエイト
- 小林株式会社
- コンディトライ・フェルダーシェフ株式会社サンコー
- 山陽工営株式会社
- 有限会社島村設備工業
- デリカウイング株式会社
- 土井造園株式会社
- 伴丸共木材有限会社
- 永本建設
- 廿日市ライオンズ
- 藤井電材株式会社
- 有限会社フジモト
- 株式会社藤原商会
- 有限会社益田畳店
- 株式会社山崎本社
- 有限会社山本鈑金製作所
- ユダ木工株式会社(五十音順)