佐伯の森をまもりましよう

木を見て森を見る、海は森の恋人、森林浴、お爺さんは山へ芝刈りに・・お婆さんは川へ洗濯に・・
先日、岡山県で生後6ヶ月くらいの小熊が民家の柿の木に登りました、沢山の人が柿の木を
取り囲み捕獲をしようと構えましたが、麻酔薬を吹き矢で命中させると小熊が柿の木から落ちました。
誰も怪我することなく捕まえられた小熊は役場の人が奥山に運び、眼を覚ますのを待って離してやったと
報道されました。いいお話ですよね、小熊も人里が怖いところとも知らず山奥に無くなった餌を求めて
降りてきたのです。
生物多様性と言いますが人間の力で押さえきれない自然のダイナニズムの中で彼ら山の動物たちが森の
誕生以来今日まで守ってきてくれた森を理不尽にも彼らを害獣としてかたづける今の政策が続く限り
人間もやがて森を失うことでしょう。
御社社長様の先見性にて起きたこの運動が評価されるのは百年後かもしれませんが今を取り組んで
やらねば五十年になるかもしれません。動物園のパンダがあんなに大事に扱われているように中国山地の
動物たちの為にも私達一人一人の小さな手で植える一本の苗木に色々なことの思いを込めて佐伯の森を
まもりましょう。(大竹 Oより)